CDM-FLOAT工法

  • 改良原理:固結
  • 一般工法名:深層混合処理工法
  • 台船式水上施工

700~1000t積台船に陸上CDM機をそのまま1セット搭載し、CDM専用船が使用できない河川や内水面の施工を行います。改良体の形状は標準型(φ1000㎜×2軸)とCDM-Mega(φ1200㎜×2軸,φ1300mm×2軸)の3タイプで施工を行うことができます。

工法の特徴

長 所
  • 重機台船を使用するため河川や内水面での施工が可能
  • 現場条件に合わせて1.50㎡と2.17㎡と2.56㎡の3タイプから選択が可能
短 所
  • 締固め工法などと比較して工事費が高い
  • 機械攪拌のため構造物に接した施工は不可
  • 重機台船の組立解体艤装が必要
  • 施工に伴う盛り上がり土の処理が必要

適用範囲

適用地盤砂質土,粘性土,有機質土等ほとんどすべての土質
適用目的構造物基礎,すべり対策,沈下対策,液状化対策等
改良効果砂質土:液状化防止,沈下低減
粘性土:強度増加,沈下低減,せん断変形の抑制
仕様 
杭体面積:1.750㎡,2.1㎡,2.56㎡
改良形式:ブロック式,壁式,杭式
改良率:20%~100%
打設深度:最大 WL-25m程度(1.50㎡)
貫入強度:最大N値<15程度(1.50㎡)
使用材料:セメントスラリー
環境 
振動:小さい
騒音:小さい
地盤変位:比較的小さい
 
  

工法資料

PDFパンフレット