CDM-LODIC工法
- 改良原理:固結
- 一般工法名:深層混合処理工法
- 変位低減型
標準のCDM工法の撹拌翼上部にスクリューを取り付け、挿入機械体積とセメントスラリーの投入量、これらと同量の地盤材を排出することで周辺地盤や構造物に影響を与えることなくφ1,000mm~1,600mm×2軸の施工を可能とした深層混合処理工法です。
工法の特徴
長 所
- 貫入と引抜き時の排土により周辺地盤や既設構造物への影響が小さい
- 現場条件に合わせて1.50㎡と2.17㎡と2.56㎡の3タイプから選択が可能
短 所
- 締固め工法などと比較して工事費が高い
- 機械攪拌のため構造物に接した施工は不可
- 排土処理が必要
適用範囲
適用地盤 | 砂質土,粘性土,有機質土等ほとんどすべての土質 |
適用目的 | 構造物周辺の基礎,すべり対策,沈下対策等 |
改良効果 | 砂質土:液状化防止,沈下低減 粘性土:強度増加,沈下低減,せん断変形の抑制 |
仕様 | |
杭体面積:1.50㎡,2.17㎡,2.56㎡ | |
改良形式:ブロック式,壁式,格子式,杭式 | |
改良率:20%~100% | |
打設深度:最大 GL-40m程度(1.50㎡) | |
貫入強度:最大N値<15程度(1.50㎡) | |
使用材料:セメントスラリー | |
環境 | |
振動:小さい | |
騒音:小さい | |
地盤変位:ほとんど無い | |
工法資料
PDFパンフレット
外部リンク
CDM-LODIC工法
CDM研究会