DCS工法
- 改良原理:固結
- 一般工法名:深層混合処理工法
- 硬質地盤対応型
逆回転する外翼・内翼にょる相対攪拌で、固化材スラリーと地盤を均一に練り混ぜ、均一な改良体を造成します。最大2.5mの改良体径が可能で、工期短縮及び工事費の低減が可能です。
工法の特徴
長 所
- 大口径による工期短縮及び工事費の低減が可能
- 複合相対攪拌により均一な改良体を造成可能
- 高剛性の攪拌装置により、硬質地盤にも適用可能
短 所
- 締固め工法等と比較して工事費が高い
- 機械攪拌のため構造物に接した施工不可
- 施工に伴う盛り上がり土の処理が必要
適用範囲
適用地盤 | 砂質土・粘性土・有機質土等ほとんどすべての土質 |
適用目的 | 構造物基礎・すべり対策・沈下対策・液状化対策等 |
改良効果 | 砂質土:液状化防止・沈下低減 粘性土:強度増加・沈下低減・せん断変形の抑制 |
仕様 | |
杭体面積:単軸0.785~2.01㎡・4.9㎡ | |
改良形式:ブロック式・壁式・格子式・杭式 | |
改良率:20%~100% | |
打設深度:最大GL-50m程度 | |
貫入強度:最大N値<40程度 | |
使用材料:セメントスラリー | |
環境 | |
振動:小さい | |
騒音:小さい | |
地盤変位:比較的小さい | |