CDM工法
- 改良原理:固結
- 一般工法名:深層混合処理工法
スラリー化したセメント系改良材を軟弱地盤中に注入し、φ1,600mm×2軸軟弱地盤と攪拌混合することで化学的に固化させ、φ1,600mm×2軸の改良体を造成する工法です。
工法の特徴
長 所
- 砂質土や粘性土、有機質土などさまざまな地盤に適用が可能
- 改良目的に応じて仕様(改良形式・改良強度)の選定が可能
短 所
- 施工近傍においては変位が発生する
- 施工に伴う盛り上がり土の処理が必要
適用範囲
適用地盤 | 砂質土,粘性土,有機質土等ほとんどすべての土質 |
適用目的 | 構造物基礎,すべり対策,沈下対策,液状化対策等 |
改良効果 | 砂質土:液状化防止,沈下低減 粘性土:強度増加,沈下低減,せん断変形の抑制 |
仕様 | |
杭体面積:1.50㎡ | |
改良形式:ブロック式,壁式,杭式 | |
改良率:20%~100% | |
打設深度:最大 GL-45m程度 | |
貫入強度:最大N値<15程度 | |
使用材料:セメントスラリー | |
環境 | |
振動:小さい | |
騒音:小さい | |
地盤変位:比較的小さい | |